養育費と調停

調停に持ち込む

 

 

 

養育費に関して、話し合いにも応じない相手の気持ちを動かすためには、離婚の専門家などからの請求通知が効果的です。

 

「調停に持ち込みます」と言う文章であっても、使い方次第では、相手に宣戦布告するように受け取られしまうことがあります。

 

ですから、よくある定型文は使うことを避けたほうがよいでしょう。
文章によって、相手を怒らせてしまうと、まとまる話もまとまりません。
養育費の決定まで、余計な時間がかかってしまい、長期化する可能性も出てきます。

 

 

反対に、内容証明郵便で、請求から合意に向けての話合いが、スムーズに出来たならば、お互いに時間も精神的負担も小さくなるでしょう。

 

調停に持ち込むよりも、双方の負担が減ることで、お互いに得をするのだということを納得させなければなりません。

 

このように調停に持ち込む間には、内容証明郵便で、養育費の折り合いがつけば一番よいのですが、この方法でもダメだった場合、いよいよ調停に入ります。

 

 

さて、裁判所と聞くと、みなさんの持つイメージは、普通の民事事件と重なることもあると思いますが、離婚の調停や養育費の決定などは、家庭裁判所で行われます。
家庭裁判所と言う場所は、法律に不慣れな人などが、大きなトラブルを抱えた際に、助けになるように作られました。

 

解決のための手続きを教えてくれる場所であり、同時に、トラブルを解決させるために手助けをしてくれるところです。

 

調停であっても、基本的には、夫婦での話し合いで決めることになります。